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財政健全化目標めぐる検討開始−政府(医療介護CBニュース)

 政府の国家戦略室は1月25日、「中期的な財政運営に関する検討会」の初会合を開き、中長期的な財政健全化目標や複数年度予算(中期財政フレーム)をめぐる検討を開始した。今後は月2回程度会合を開き、年度内にも論点を整理する。

 政府が昨年末に閣議決定した「予算編成の基本方針」では、▽複数年度を視野に入れた中期財政フレームを今年前半に策定する▽中長期的な財政規律の在り方を含む「財政運営戦略」に沿って財政健全化への道筋を示す―方向性を掲げており、検討会ではこれらの具体化に向けた話し合いを行う。
 検討会には、仙谷由人国家戦略担当相や野田佳彦財務副大臣のほか、田中秀明・一橋大経済研究所准教授ら有識者のメンバーも参加している。


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 【秋葉原17人殺傷 初公判】(3)

 《検察側による冒頭陳述の読み上げは、平成20年6月8日の犯行に至る準備状況にまでいたっている。検察側は法廷の両サイドに設置された大型モニターを使いながら、ゆっくりとした口調で説明していく。2人の刑務官に挟まれ、弁護人席前の長いすに座った加藤智大被告(27)は、表情一つ変えず、前を見据えている》

  [図解] 秋葉原駅前 事件現場の見取り図

 検察官「(平成20年)6月6日に福井市内でダガーナイフ1本や折りたたみ式ナイフ1本や滑り止め手袋などを3万4600円で購入しました。そして、人をはねて殺害するため4トントラックを用意しようと思い、6月7日朝、秋葉原に行き、ゲームソフトとパソコンを売却して7万円を入手しました」

 《加藤被告が実際に犯行に使用したのは2トントラックだが、人をはねた場合に、より殺傷能力の高い4トントラックを使おうとしていたようだ》

 検察官「7日昼ごろから、インターネットで調べたり静岡県内のレンタカーの営業所を回るなどしましたが、4トントラックを借りることができず、沼津市のレンタカーの営業所で2トントラックを、8日午前8時から借りる予約をしました」

 《トラックの準備ができた加藤被告は、犯行予告を行った携帯電話サイトの掲示板に書き込みを始める。法廷の加藤被告は激しくまばたきを繰り返している》

 検察官「6月7日午後4時3分ごろ、『無事借りれた。準備完了だ』と書き込み、さらに『もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしている』と書き込みましたが、反応は何もありませんでした」

 《掲示板への書き込みに反応がなかったことも、不満をふくらませた要因になったようだ。読み上げは6月8日に秋葉原に向かった状況に移っていく》

 検察官「6月8日午前6時半ごろ、電車で沼津駅に向かい、レンタカーの営業所で2トントラックを借りました。いったん寮へと戻り、ダガーナイフ1本が入っている鞘をベルトの右腰辺りにつけ、ユーティリティーナイフ1本を右足の靴下に隠しました。トラックを運転して東京へ向かい、午前11時45分ごろ、秋葉原に到着しました」

 《東京に向かうまでの間にも、加藤被告は掲示板への書き込みを続ける》

 検察官「掲示板に『時間だ出かけよう』『神奈川に入って休憩』『秋葉原についた』などと書き込みました」

 《続いて検察側は、検察官席の後ろに大きく張り出した犯行現場周辺の地図を使いながら、犯行状況の説明を始める。軽く背中を丸め始めた加藤被告だが、視線は相変わらず、検察官に向けたまま微動だにしない》

 検察官「(犯行現場の)交差点では、南北の中央通りが自動車での通行ができませんでした。6月8日は予定通り、午前11時50分から午後0時10分ごろまでの間に、中央通りの歩行者天国が開始しました。午後0時10分ごろ、掲示板に『秋葉原で人を殺します』『車でつっこんで、車がつかえなくなったらナイフを使います。みなさんさようなら』と書き込み、さらに『時間です』と書き込みました」

 《検察側はこの書き込みで、加藤被告が無差別殺人の決行を決めたと述べた》

 検察官「当初の予定では、歩行者天国の中央通りに突っ込んで、多くの歩行者をはねた上で、ダガーナイフで人を刺して殺すつもりでした」

 《実際に行われた犯行よりも、残忍な計画を思い描いていたようだ。傍聴人も一様に厳しい表情を浮かべて聞いている》

 検察官「交差点にさしかかったとき、信号は赤でした。被告は中央通りの人通りがあまりに多かったので怖くなって、信号で停止しました。青になると交差点を直進しました。歩行者天国に突っ込むことはあきらめ、赤信号を無視して突っ込んで歩行者をはねることとしました」

 《そう決意した加藤被告は、犯行現場の交差点に再度戻ってくる。そして、加藤被告は3度に渡って犯行を躊躇(ちゅうちょ)した》

 検察官「『やらなくて良かった』という気持ちと、『何でやれないんだ』という気持ちで葛藤(かっとう)しました」

 《そんな葛藤を振り払い、加藤被告は8日午後0時33分、計画を実行に移す》

 検察官「8日午後0時33分ごろ、交差点に向かって走行中、『今度こそは犯行におよぶ』と強く決意しました。交差点で赤信号を認識し、トラックのアクセルを踏み、前方の車を追い抜きました。多くの人が通行していることを確認しましたが、ブレーキを踏むことなく赤信号を無視し、時速約40数キロで交差点に進入しました」

 《加藤被告は、多くの人が行き交う交差点をトラックで走りきり、中村勝彦さん=当時(74)=ら3人を死亡させ、4人にけがを負わせた》

 検察官「車道上にトラックを停止させ、ダガーナイフで次々を通行人を刺すこととし、ベルトに付けていたダガーナイフを取り出して交差点に向かって走りました。目についた通行人を殺害するため、通行人を次々と刺しました」

 《凄惨(せいさん)な犯行状況が検察官の口から再現されていくと、当時の状況を思いだしたのか加藤被告は時々顔をしかめ、厳しい表情を見せた》

 検察官「被告の犯行を秋葉原交番に勤務していた巡査部長(法廷では実名)が目撃し、被告人を追跡しました。巡査部長は、被告が通行人を刺す現場を目撃し、殺人未遂の現行犯で被告を逮捕しようとしました」

 《中央通りから西に入った路地で、加藤被告は巡査部長と対峙(たいじ)する》

 検察官「被告は、巡査部長は警察官であり、自分を逮捕しようとしていると認識し、ダガーナイフで右胸を刺しました。しかし、対刃防護衣を着ていたので刺さらず、さらにダガーナイフを振り上げて切りつけようとしましたが、巡査部長は警棒で応戦しました」

 《その後、路地に追いつめれた加藤被告は、巡査部長に取り押さえられ、殺人未遂の現行犯で逮捕された。逮捕状況の説明が終わると、加藤被告は1度、大きく目をまばたきさせた。続いて、検察側は各被害者の被害状況を説明する。最初は、死亡した中村さんからだ》

 検察官「中村さんは、デジタルカメラを買うために長男と秋葉原に来ました」

 《家族だんらんの休日を突然の凶行が襲った。被害者の無念さはいかばかりだっただろうか》

 =(4)に続く

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 自民党の谷垣禎一総裁は27日午後、日本記者クラブで講演し、消費税率について「社会保障に特化してやっていく必要がある。政権にいた時は10%くらいと考えていたが、社会保障の状況を考えると、もうちょっといくかもしれない」と述べ、10%超への引き上げが必要との認識を示した。
 夏の参院選比例代表への出馬を目指している山崎拓前副総裁らの扱いについては、「70歳定年制」の基準を挙げた上で、「ルールはルール。近々結論を出さなければいけない」と述べ、近く公認しない方針を伝える考えを示した。 

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 東京都港区南青山のマンションの一室で昨年11月、住人の飲食店従業員、五十嵐信次(のぶじ)さん=当時(74)=が殺害された事件で、現場マンションから指紋が見つかっていた無職の男(59)=器物損壊罪で起訴=が事件に関与した疑いが強まったとして、警視庁赤坂署捜査本部は19日、強盗殺人容疑で男を近く再逮捕する方針を固めた。

 捜査本部の調べによると、五十嵐さんは昨年11月16日午前11時40分ごろ、自宅の布団の上でうつぶせの状態で死亡しているのが見つかった。首を鋭利な刃物で切られていた。現場には、五十嵐さんの財布や、店の売上金とみられる現金数万円が入った別の財布も残されていたが、物色されたような跡もあった。

 捜査関係者によると、現場マンションの手すりから男の指紋が検出されたほか、事件発覚の前日の15日に酷似した男が現場近くの防犯カメラに写っていた。

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敗北受け「日本らしい保守」掲げる=新綱領を採択−自民(時事通信)

 自民党は24日の党大会で、「2010年綱領」を採択した。「衆院選敗北の反省」に立ち、「日本らしい日本の保守主義を政治理念として再出発したい」と宣言。小泉政権下での構造改革路線が、一部で行き過ぎた市場原理主義と批判を受けたことを考慮し、現綱領にある「小さな政府」に代え、「すべての人に公正な政策を実行する政府」を目指すとした。
 1955年の結党時に策定した綱領の改定は、河野洋平総裁当時の95年、立党50周年の05年に続き今回で3回目。同党では、過去の綱領も有効としており「4綱領が併存する」(事務局)と位置付けている。
 新綱領は、「保守主義」について「時代に適さぬもののみを改め、維持すべきものを護り、秩序のなかに進歩を求め、国際的責務を果たす」ことと定義。「将来の納税者の汗の結晶の使用選択権を奪わぬよう、税制改正により財政を再建する」と、財政再建を重視する姿勢も打ち出した。
 一方、新綱領は、民主党政権への対決姿勢をむき出しにしているのも特徴。「政治主導という言葉で意に反する意見を無視し、与党のみの判断を他に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治」と断じ、「日本の主権を危うくし、『日本らしい日本』を損なう政策に対し、闘わねばならない」と強調している。 

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 民主党の輿石東参院議員会長は18日午前の参院議員総会で、小沢幹事長の資金管理団体の土地購入を巡って石川知裕衆院議員らが逮捕されたことについて、「民主党の真価が問われている。16日の党大会での鳩山首相や小沢幹事長の決意と覚悟を私たち一人一人の覚悟に置き換え、この難局を一糸乱れず結束し、政権公約の実現を果たすことが国民に対する使命だ」と述べ、党内の結束を呼びかけた。

 社民党党首の福島消費者相は両院議員総会で「政治とカネの問題についても、改革を含めてきちんとやっていこう」と強調した。

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菅家さん「全然かかわっていません」(産経新聞)

【足利再審 テープ再生(6)】

 《法廷では、平成4年12月7日の取り調べ分のテープ再生が続いている》

 《当時の警察の取り調べの様子を話す菅家さんに、検事はいらだちを隠せないように“本当のこと”を聞き出そうとする。そして、菅家さんの否認が始まる》

森川検事「だから君の当時の説明は分かっている。それで、僕が今聞いているのは、本当はどうだったのかっていうことでね。聞いているんだ」

菅家さん「…」

森川検事「本当はどうだったのかっていうのはね、警察でどういう調べを受けたっていうことじゃなくてね。実際に事件はどうだったのかということなんだよ」

菅家さん「はあ…」

森川検事「いいかい。警察の調べでどんな調べを受けたっていうことじゃなくてね、実際の事件はどうだったのかということ。君がどうかかわっているのかね?かかわっていないのかね?そこを聞いているんだよ。分かる?」

菅家さん「分かります。話します。実はですね、(松田真実ちゃんがいなくなった)5月の12日ですよね、平成2年ですかね、その日、(勤務していた)幼稚園ですか、終わったのが1時半。それから11時ごろ終わりまして、それで1時半ごろ、うちに帰ってきました。そして、うちで、即席ラーメンですか、それを食べました。それから…確か2時半ごろでした。2時半ごろ…、(家を)出たと思います」

森川検事「2時半ごろ出た?」

菅家さん「はい。それであの、パチンコ屋さんですか、あそこへ寄っていくつもりでいたんです。この間警察では、やりましたと話しました。だけど、やっていないんです。あの時間(声を詰まらせる)」

 《再び足利事件について否認する菅家さん》

森川検事「それで?」

菅家さん「それで自分は2時半ごろ、うちを出まして、それでまっすぐ田中橋を渡りまして、食料品店に寄っていきました」

森川検事「あっそうなの。ふーん。それから?」

菅家さん「それから3時すぎに和泉町(の借家)に行きまして、窓を開けて掃除したわけです。じゅうたんとかベッドですか、ベッドの後ろとか掃いたんです」

森川検事「あっそう」

菅家さん「それで、5時すぎだと思うんですけど、明かりをつけまして。そうしますと大家さんの奥さんと思うんですが、毎日あそこを通るわけです。5時過ぎにはテレビをつけてずっと見てました」

森川検事「あー、それで」

菅家さん「それで、寝たのは11時すぎです」

森川検事「あ、そうなの」

菅家さん「次の日も10時ごろ(借家を)出ました。それから田中橋の東側なんですけども、あそこに人がいっぱいいました。それから(テレビの)中継車が土手の上にありました。それでどうしたんだろうと思いました。でも、そのまま(実家に)帰ったんです。何か渡良瀬川であったのかいと聞いたんですけど、事情が分かりません。これ本当の話です」

森川検事「ふーん」

菅家さん「(泣き声で)本当今までうそをついていてすみませんでした」

 《菅家さんが泣きながら足利事件について自分の無実を訴えるが、検事の質問は別の事件に移る》

森川検事「あれはどうなの?(福島)万弥ちゃん事件(別の女児殺害事件)、13年前の」

菅家さん「あれも全然関係ありません」

森川検事「うーん、あれは関係ないの?」

 菅家「はい、絶対にうそを言ってません」

 《泣きながら話す菅家さん。明確に事件を否認する菅家さんに、検事の問いかけは続く》

森川検事「それじゃ(長谷部)有美ちゃん事件(別の女児殺害事件)当日の行動は?」

菅家さん「大体分かると思います。新聞にも出ていましたけど。11月だったのは覚えているような気がします。曜日は分からないですが」

菅家さん「仕事が終わったのが1時半ごろで、それからバスの洗車に行きました。終わったのが4時ちょっと前で、4時10分に保育園に戻って、実家に行って、晩ご飯を食べないでいたと思います。それから自転車で借家に行きました」

森川検事「このときの保育園の行き帰りは?」

菅家さん「自転車を使ってみたり、バイクを使ってみたり」

森川検事「それで?」

菅家さん「食料品店に寄ったと思います。コーヒーを買ったのを覚えています。ポッカの缶コーヒーです。それから借家に着いたのが5時。電気をつけて、戸を開けて、掃除しました」

森川検事「それから?」

菅家さん「大家さんの奥さんにあいさつしました」

森川検事「それで、そのあとどうなった?」

菅家さん「少し戸を開けておいて、テレビを付けたり、夕食を食べながらテレビ見たり、ビデオ見たりしてました」

森川検事「借家からは出てないのかな?」

菅家さん「出てません」

森川検事「なるほど、うーん、真美ちゃん事件のときね、あれは5月12日だっけ?」

菅家さん「はい」

森川検事「このとき福居町の家にいったの?」

菅家さん「そうです」

森川検事「(大家さんに)会った?」

菅家さん「いや、その、会ったっていいますか、あのー、その日は」

森川検事「今、有美ちゃん事件から別のに戻るからね。真美ちゃんの事件、一番新しい事件だ。そのときは借家で誰かと会ったの?」

菅家さん「自分は…」

森川検事「会っていない?」

菅家さん「明かりをつけていて、掃除が終わりましたから、それで戸を閉めたと思います。それで、大家さんの奥さんですか、大体5時過ぎだと思うんですよね。自分の家の前の脇道毎日歩いてます」

森川検事「実際どうだったんだろうか、会ったんだろうか?」

菅家さん「12日ですか?あのときは…会わなかったきもします。見てないと思います」

森川検事「ふーん…あっそう。万弥ちゃん事件と有美ちゃん事件、そして真美ちゃん事件とね、3つの事件があるんだけど、君がどの事件にかかわっていて、どの事件にかかわっていないかい」

菅家さん「話していいですか?」

森川検事「あー」

菅家さん「全然かかわっていません」

森川検事「全然かかわっていないの?」

菅家さん「はい。絶対いえます」

森川検事「ああそう」

菅家さん「はい」

 《再度、きっぱりと否認する菅家さん。検事はうその自白への説明を求める》

森川検事「じゃあね、真美ちゃん事件については今裁判になっているわけど、君、裁判所では間違いないと認めたでしょ」

菅家さん「はい」

森川検事「それはなぜなの?」

菅家さん「やはり警察ですか、警察に行って調べられまして、夜遅くまで調べられまして、その1日は自分はやっていないと言ったんですよ」

森川検事「うん、うん、うん」

菅家さん「だけど全然認めてくれないんですよ(涙声)本当にやっていなかったのに。それで夜遅くなりましたから、これ以上10日も20日もやっていないと言うと殴るけるとかされると自分は恐怖の…」

森川検事「裁判は警察じゃなかったでしょ。拘置所に打ちされてたでしょ」

菅家さん「警察でも拘置所でも同じようなことされてたんです。分からなかったんです何も」

森川検事「万弥ちゃんはやってないと言ったでしょ」

菅家さん「自分はばかだから分からないですよ。何にも。弁護士の人には万弥ちゃん有美ちゃんですか、やっていないと言いました」

森川検事「真美ちゃんの事件は?」

菅家さん「自分はなんていうんですか。(涙声で)ばかだから本当分からないんですよ。警察とか、なんか弁護士とか同じように思っちゃたんですよね。何が何だか分からなくて。自分は全然分からないんですよ。法律のこととか」

森川検事「法律どうのこうのではなく、実際どうだったかを聞いていたと思うんだよね」

菅家さん「警察の人が裁判のときはちゃんと話すんだぞと言うから、そのまま自分は言ったんです」

森川検事「誰が言ったの」

菅家さん「誰かな…(取り調べをした)刑事さんだったと思います」

森川検事「いつだったか分かるかな」

菅家さん「1月だと思うんですよね。すみません。日にちはちょっと忘れてしまいました」

森川検事「いいよ。で、君は、警察では真美ちゃんの事件だけでなくて、万弥ちゃん、有美ちゃんの事件もやりましたと説明したでしょ。僕にも説明したよね。裁判になったら、真美ちゃんの事件だけ認めたでしょ。で、万弥ちゃんと有美ちゃんの事件も弁護士から聞かれなかったか?『やってません』と言った覚えない?」

菅家さん「『真実ちゃん以外を自転車に乗せたことはありますか』と聞かれましたような気がします」

森川検事「そうだね」

 《法廷でも自白していた真実ちゃん事件の否認。検事はこの後、菅家さんの真意を探ろうと、過去の供述や自白の内容に話を向けていく》

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 徳島県鳴門市の大塚国際美術館で15日から行われた第59期王将戦七番勝負の第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、同美術館、大塚ホールディングス協賛、徳島新聞社など後援)は16日午後7時1分、117手で挑戦者の久保利明棋王(34)が羽生善治王将(39)を破った。残り時間は久保4分、羽生2分。第2局は28、29日、栃木県大田原市のホテル花月で行われる。

【棋譜で振り返る】王将戦第1局の全局面

 羽生が苦しい局面から猛烈に追い上げたが、久保が巧みに指し回して熱戦を制し、初の王将位獲得に向けて好スタートを切った。

 羽生の早い仕掛けに対し、久保は強気に応戦。駒得を果たして優位に立った。だが、羽生が5九飛成(64手目)と飛車をただで捨てる勝負手を放ち、控室では「差が詰まってきたか」という声も。

 その後、羽生は飛車2枚を手にして、先手玉に迫る。しかし、久保の寄せは的確で、最後は後手玉を即詰みに討ち取った(終了図からは6一玉、6二歩、7一玉、7二歩、6二玉、5三歩成以下)。

 ◇「終盤、詰み見えた」

 久保棋王の話 桂得でも自玉が不安定なので、ギリギリの勝負かと。終盤、気になる変化はありましたが、詰みが見えて勝ちになったと思いました。

 ◇「仕掛けが早かった」

 羽生王将の話 玉が4二にいるままで仕掛けたのが、どうでしたか。その後、少しはマシになったかと思いましたが、やはり足りなかったのでしょう。

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センター試験 敵は不況と新型インフル(産経新聞)

 「浪人はできない」「親が苦労しているので、なるべく学費の安い大学を選んだ」−。16日に始まった大学入試センター試験会場では、不況下で迫られることになる「進路選択」をめぐって受験生の切実な声が聞かれた。「不況」に加えて今年は「新型インフルエンザ」も受験生の敵。会場にはマスク姿の受験生が半数近くを占め、「これから受験シーズン本番だから、感染が心配」という声も多く聞かれた。

 東京・本郷の東京大学キャンパス。東京都江東区の私立高3年の男子生徒(17)は「母親から『もちろん、一発で合格するのよね?』などといわれたりして、現役で通らなければというプレッシャーを感じている」と苦笑。「それで志望校のランクを下げたりもした」と話す。

 さいたま市の県立高3年の男子生徒(19)は「父親の会社の収入が減ったので、なるべく学費の安い大学を選ぶようにした」。

 千葉県野田市から都内の私立高に通う女子生徒(17)は「中学校教師の父親が『公務員なのにボーナスが減った』とショックを受けていたのを見て、浪人はできないと思った」と語った。

 大手予備校の河合塾が昨年暮れに高校教師に実施したアンケートでは、生徒に国公立大志向や、私立大の受験校数を減らす傾向が強まっているとした回答が共に6割近くを占めるなど、不況が大学受験に色濃く影を落としている。

 新型インフル対策では、「予防接種が予約いっぱいで受けられなかった」と不安を訴える声や、対照的に「早めにかかったから大丈夫」という受験生も見られた。

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<横領容疑>客の327万円着服 JA元職員逮捕 和歌山(毎日新聞)

 顧客から預かった327万円を着服したとして、和歌山県警かつらぎ署は11日、住所不定、JA紀北かわかみ(同県橋本市)元職員、小林英夫容疑者(50)を、業務上横領容疑で逮捕した。容疑を認めているという。同署は総額約1300万円を着服したとみており、余罪を追及する。

 逮捕容疑は、JAの橋本資材センターに勤務していた09年4月2日ごろ、住宅リフォーム代金として現金327万円を顧客から受け取り、着服したとされる。同署によると、同10月にJAから告訴状を受け指名手配。11日午後11時15分ごろ、県警機動捜査隊員が同県かつらぎ町妙寺の国道でパトロール中にすれ違った小林容疑者の乗用車を発見、逮捕した。

 小林容疑者は06年2月〜09年3月は資材課課長代理、同3〜5月は同センターに勤務し、住宅リフォーム工事の代金管理を担当。支払い記録と入金が整合しないことが発覚し、同5月12日付で懲戒解雇されていた。【安藤龍朗】

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定年制に異論相次ぐ=自民(時事通信)
キティの振興券、浅草商店連合会が発売(読売新聞)
「来るの遅い」と叱責=受注あいさつに小沢氏秘書−水谷側へ1億円要求・裏献金問題(時事通信)
日本海側で大雪の見込み…九州、四国でも降雪(読売新聞)
<部分日食>日没直前に…東海以西で観測(毎日新聞)
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